症状別の整体とエッセイ
うつ病の整体:薬を使わないうつの克服法
うつ病は、主に精神的ストレスを原因に発症する心の不調ですが、休職をしてストレスを軽減したり、心理療法(認知行動療法、カウンセリング)を行っても、回復しないケースが少なくありません。
またお薬は症状を一時的に緩和して、自然と良くなるのを待っているだけで、原因を治しているわけではありません。
整体的な観点から言えば、うつ病は間違いなく、自律神経の働きの問題によって起きる不調です。
なぜなら、うつ病でお悩みの方には、同様の身体の問題があるからです。
休職をして身体を休めたり、ストレスを軽減しているのに、うつ病が良くならないのは、身体の問題が解消していないからです。
この事を説明する前に、うつ病の症状について掘り下げてみたいと思います。
うつ病とは、
・興味または喜びの喪失
・気持ちが落ち込む(抑うつ気分)
・気力、意欲の減退
・思考力、集中力、記憶力の低下
・不眠(または過眠)
・ストレスを感じやすくなる
・感情の起伏が激しくなる
・不安やイライラ、焦りを感じる
・無価値感または罪責感
・自殺企図
これらの症状が二週間以上続く事です。
また、身体の症状として
・疲労感、倦怠感
・身体のコリや痛み
・頭痛
・動悸
・めまい
・食欲不振、体重減少(過食、体重増加)
・手足の冷え
・耳鳴り
・疲れやすくなる
なども同時に起きることがあります。
整体では、身体を整える事と心・精神を整えることを分けて考えずに一つのものとして捉え、自律神経を整えます。
だからこそ、服薬などの対症療法では得られない大きな変化があるのです。
一般的にうつ病は、身体の症状から「交感神経が緊張し過ぎている状態」と説明されることが多いようです。
しかし、身体を通して自律神経の働きを見ると、交感神経の働きが悪い状態になっています。
テレビや書籍、インターネットの情報などでは、とかく悪者にされてしまう事が多い「交感神経」ですが、交感神経というのは『意欲』や『活動力』の源です。
交感神経の働きが悪くなると、心臓の収縮が弱くなるため、全身の血流状態が悪くなります。
特に、心臓より高い位置にある脳の血流が不足し、脳内の酸素も不足した状態になります。
この状態が続くと、脳の機能が低下する事によって
①考えがまとまらなくなったり、ストレスの処理がうまくいかなくなる
②セロトニンなどの脳内物質のアンバランスが起きる
この2つの原因で、うつ状態になります。
脳は臓器の中で最も酸素を必要とする器官で、重量はわずか1400g程なのに対して、酸素消費量は身体全体の25%にも及びます。
筋肉の様に酸素を貯蔵できない脳は、酸欠にとても弱い器官で、酸素不足に最も敏感に反応し、影響を受けてしまうのです。
脳が酸素不足になれば、誰もがうつ病になっても不思議ではありません。
また、交感神経の働きが悪くなると常に眠い、だるい状態となって、活動と休息のメリハリがなくなるため、睡眠にも影響があります。
不眠になったり、たとえ眠れていても眠りが浅くなるために、疲れが取れない状態です。
身体を健康な状態に回復させるためには、深くて質の良い睡眠(快眠)が最も大切です。
浅い睡眠では、どれだけ長く眠っても身体の異常は解消されません。
眠りの質を改善する事も、体調の回復には大切な要素になります。
≫睡眠についての詳細は不眠症の整体をご参照下さい。
うつ病でお悩みの方は、皆さんに同様の身体の問題が起こっています。
うつ病の整体のポイントは、
・交感神経の働きを高める
・脳の血流と関係の深い「背骨の一部」と「頭蓋骨」の調整
・睡眠の改善
になります。
少しずつ体調が回復してくると、お薬の量を減らしても症状が落ち着いていたり、症状が出なくなるなどの改善が見られる様になります。
さらに健康な状態に回復するとお薬がなくても症状が出なくなり、うつ病を克服する事ができます。
身体(自律神経)の状態が心に影響しているのとは反対に、精神的ストレスや心理面の状態が自律神経に影響している方には、心理技術を用いて心と身体の両面からサポートさせて頂きます。
≫患者さんの声:うつ状態(心身の調子が非常に悪い状態)から回復しました。
≫患者さんの声:「うつ、動悸、異常な汗、平衡感覚の無さ、眩しさがなくなりました。」
≫患者さんの声:「長年のうつ病が良くなっている事を初めて実感できるようになりました。」
≫当院の自律神経整体について:自律神経失調症の整体
パニック障害・不安障害の整体:身体にある本当の原因
【自律神経失調症】
パニック障害や不安障害はその症状から、一般的には精神的な問題だと思われています。
しかし、整体的な観点から言えばパニック障害や不安障害は、間違いなく身体の問題です。
なぜならパニック障害や不安障害でお悩みの方には同様の身体の問題があるからです。
この事を説明する前にまずパニック障害、不安障害の症状について掘り下げてみたいと思います。
パニック障害、不安障害の症状は、人によって違いがあります。
比較的に多いケースとして、
・呼吸がしづらく、息苦しい
・過呼吸(過換気症候群)
・動悸がする
・電車に乗るのが怖い
・漠然とした不安感がある
などですが、人によっては
・車で高速道路、トンネルに入るのが怖い
・会議室に入るのが怖い
・歯医者に行くのが怖い
・一人で外出するのが怖い
・家に一人でいるのが不安
・夕方頃に突然の動悸から恐怖感が高まる
など不安や恐怖を感じる状況に違いがあります。
パニック障害や不安障害は交感神経の緊張が原因だと言われています。
それも間違いではありませんが、交感神経の緊張はあくまでも「部分的」なものです。
メディアやインターネットの情報などでは
「副交感神経を高めて交感神経の緊張を緩めましょう」
と良く紹介していますが、それほどシンプルなものでもありません。
例えば、旅行に行く前の日や、楽しみなイベントの前の日に
『楽しみで興奮して眠れなかった』
この様な経験をした事がある人は結構いるのではないでしょうか?
これは交感神経の緊張が高まったことで起こるのですが、
『明日の旅行が楽しみで、動悸がして息が苦しい、恐怖を感じる』
といった事にはなりません。
ただ交感神経の緊張が高まったからといって、パニック障害や不安障害になるわけではないという事です。
パニック障害や不安障害の原因は交感神経が『部分的』に強く緊張していることです。
それが原因でまず動悸や息切れが起こり、それが脳に伝わって不安や恐怖を感じるのです。
人の身体と心は繋がっていて、一方通行ではありません。
恐怖を感じた時に胸がどきどきする事と逆の事が起こっている訳です。
こういった事は迷走神経の働きによって起こります。
迷走神経というのは、脳から直接内臓に繋がっている神経です。
脳からの情報を内臓に伝えて、内臓の働きや発汗などをコントロールしています。
問題なのは、パニック障害や不安障害の方はこの迷走神経が緊張し過ぎて、働きが悪い状態になっている事です。
迷走神経は副交感神経で、動悸や息切れを落ち着かせるブレーキの役目をしています。
心臓や肺の機能自体に問題があるわけではないのに、動悸や息切れが止まらなくなってしまうのは迷走神経の働きが悪いためです。
少し分かりづらいと思うので、簡単に整理してみますと
1.交感神経が部分的に緊張し、動悸や息切れが起こる
2.迷走神経の働きが悪いため、動悸や息切れが止まらない
3.迷走神経が異常に緊張しているので、不安や恐怖を感じる
ということになります。
これを自動車に例えると、アクセルを踏んでいないのに回転数が上がってしまって、戻らない状態です。
エンジンは正常に動いていて、問題はありません。
エンジンを動かすシステム機能に異常が起こっている訳です。
病院の検査で、心臓や肺に異常が見つからないのは、こういった事が起きているからです。
心臓や肺の機能をコントロールする自律神経の働きに問題があるのが原因です。
交感神経と迷走神経の状態は、身体に触れることで確認する事ができます。
パニック障害や不安障害でお困りの方は、例外なく同じ身体の問題が起こっています。
整体のポイントとしては、
・動悸、息切れの原因となる交感神経の調整
・不安、恐怖の原因となる迷走神経の調整
になります。
動悸や息切れがなく、漠然とした不安感を感じている場合にも迷走神経が異常に緊張している事が原因です。
パニック障害や不安障害は、改善する事ができる身体の不調なのです。
≫患者さんの声:「パニック障害、動悸、頭痛、体の痛みがすっかり無くなりました。」
≫患者さんの声:「出産後の不安感と動悸が、4回の施術でなくなりました。」
≫患者さんの声:「自律神経失調症で、10年悩まされた突発的な発作の断薬。」
≫当院の自律神経整体について:自律神経失調症の整体
脳貧血・起立性低血圧・立ちくらみの整体
【自律神経失調症】
脳貧血・起立性低血圧・立ちくらみは、自律神経の働きの問題によって起こります。
急に立ち上がった時などに血圧が低下し、脳への血流が減少する事で脳が酸欠状態になる事が原因です。
≫参照:起立性低血圧の概要
血圧を決めるのは、
①血流を作るポンプの役割である心臓
②血液を運ぶホースの役割である血管
この2つの組み合わせです。
心臓と血管の収縮・拡張の動きをコントロールしているのが、自律神経です。
横になっている時と立っている時とでは、脳に血液を送るために必要な血圧は変わります。
瞬間的に身体の状態を判断して、適切な血圧を作るのが正常な自律神経の働きです。
脳貧血・起立性低血圧・立ちくらみが起きるパターンは次の2つです。
①一つ目は交感神経の働きが悪いために、心臓の収縮力が弱く血管も広がり過ぎているケースです。
心臓の収縮を強くして血流量を増やすのは、交感神経の働きです。
血管の収縮が不十分で広がり過ぎている場合にも血圧は低下します。
血管の収縮は交感神経、拡張は副交感神経の働きです。
②2つ目は副交感神経の働きが悪く、常に心臓と血管が収縮し過ぎているケースです。
いつも身体が緊張してリラックスできない状態です。
これ以上は血管を収縮させる事ができない状態で、収縮し過ぎた血管は細く縮み過ぎて、血流障害が起こります。
私も過去には、脳貧血の症状に悩まされてきました。
5階まで上がるエレベーターの中ですら立っていられなかったり、酷い時には座った状態でも脳貧血の症状が出る事がありました。
私の場合には脳貧血が起きると、強い脱力感と息苦しさ、吐き気という苦しさを伴っていたため、「いつまた症状が起きるのでは」という不安の中で生活をしていました。
しかし、現在では脳貧血の症状が出る事はありません。
自律神経が整った状態であれば、脳貧血・起立性低血圧・立ちくらみが起きる事はないのです。
私には実体験から、同じ不調で悩む方の気持ちが多少なりとも分かります。
この文章を読まれているあなたも、いつまでもその不調で悩む必要はない事をお伝えします。
≫当院の自律神経整体について:自律神経失調症の整体
不眠の整体~睡眠薬をやめる3つのポイント~
【自律神経失調症】
不眠は、自律神経の乱れとそれに伴う身体の問題によって起こります。
不眠になる身体の問題とは、
✓頭の緊張
✓浅い呼吸と身体の緊張
✓体温調節の異常
この3つの内のいずれかですが、人によっては、複数該当しているケースもあります。
これら3つの問題を解消する事で、良く眠れる様になります。
不眠で悩まれている方は、睡眠薬を服用されている事も少なくありません。
今は医師の処方箋がなくても、薬局で睡眠導入剤が購入できることもあり、気軽に服用しやすい環境でもあります。
睡眠薬は、無理に自律神経を緩めて働きを乱すため、眠れていても睡眠の質は悪くなります。
また、自律神経の乱れを継続している状態です。
そのため、薬で一定の時間眠れていても、次第に身体に不具合をきたすようになります。
また継続的に使用していると、薬が効かなくなり眠れなくなります。
生活のリズムを保つために飲み始めた睡眠薬が原因で、却って身体の問題をこじらせてしまう事もあるので注意が必要です。
睡眠薬の服用が習慣になっている場合にも、まずは身体の問題を解消する事です。
徐々に減薬していく事で、睡眠薬がなくても眠れる様になります。
それでは、不眠の身体の問題について、それぞれ掘り下げていきます。
頭の緊張
頭が緊張していると、寝付きが悪くなります。
頭の緊張を緩めるポイントとして、まず挙げておきたいのは、〝みぞおち〟です。
みぞおちは何かを我慢していたり、モヤモヤとした気持ちを溜め込んでいたりなど、感情の乱れや精神的ストレスの影響を受けやすい箇所です。
みぞおちが緊張して硬くなると、同時に頭とアキレス腱の緊張も強くなっていきます。
すると、ある種の興奮状態になり、熟睡することができなくなってしまいます。
睡眠の調整点が足元にあるのは不思議ですが、睡眠に問題がある方のアキレス腱は大体硬く緊張しています。
また、頭部には頭の緊張を緩める調整点があります。
したがって、みぞおち、アキレス腱、頭部の「自律神経調整点」を調整することが頭の緊張を緩めるポイントになります。
浅い呼吸と身体の緊張
浅い呼吸は身体を緊張させて、夜中に何度も目覚めたり、悪夢や変な夢を見る原因になります。
呼吸を深くするポイントは、呼吸中枢である頭部の〝延髄〟と胸郭・横隔膜の調整です。
呼吸が浅い状態が続いていると、頭部の呼吸調整点(延髄)は高く盛り上がっています。
また、胸郭と横隔膜は縮んで硬くなり、弾力を失っています。
これらを調整して呼吸が深くなると、リラックスできる様になり、悪夢や変な夢を見たり、夜中に何度も目が覚める事がなくなります。
体温調節の異常
体温調節の異常は、不眠や寝汗の原因になります。
眠る前には深部体温(身体の内部の温度)が下がる事で、スムーズに睡眠に入る事ができます。
赤ちゃんの眠る前の手のひらが暖かいのは、手のひらから熱を逃がして、深部体温を下げるためです。
深部体温を下げることで、脳の温度も下がり、しっかりと脳を休ませる事ができるのです。
日中にもホットフラッシュや多汗、汗をかけない、身体の芯からの冷えを感じる場合には、体温調節がうまく機能していない可能性があります。
体温調節のポイントは、背骨の調整です。
自律神経と睡眠の関係
交感神経と副交感神経の状態も睡眠に影響します。
交感神経の働きが悪いと、【日中も眠い状態が続く⇨眠気にメリハリがなくなる⇨夜に深い睡眠が取れない】となります。
例えると、おばあちゃんが一日中ひなたぼっこをしながら、ウトウトしている光景です。
端から見るとのどかな光景ですが、ご本人にとっては辛いものです。
したがって、眠りが浅い場合には交感神経の問題で、寝付きが悪い場合には副交感神経の問題であるケースが多いです。
メディアやインターネットの情報などでは、副交感神経を高めることで不眠を解消しようという方法がよく紹介されています。
その方法で不眠が解消されるシンプルなケースは、元々がそれほど悪くない身体の状態と言えます。
みぞおちのセルフケア
不眠の重要な急所の1つである、みぞおちはセルフケアすることができるので、ご紹介したいと思います。
まずは、正座やあぐら、椅子に座っていてもかまいませんので、座った姿勢で両方の指先をみぞおちに当てます。
息を吐きながら上体を倒し、やや斜め上方に向かって、ゆっくりと指が入っていくようにします。
はじめのうちは、みぞおちが硬直しているため、息を吐くたびにだんだんと硬くなっていく感じがあります。
みぞおちが緩んでくると、息を吐くたびに柔らかくなり、指が奥まで入っていくようになります。
何度も大きく息を吐きながら、背中を少し丸くこごめるように、みぞおちの力を抜いていくとより効果的です。
健康を保つ睡眠の取り方
以前、流行語にも選ばれた〝睡眠負債〟という言葉があります。
言葉の意味を簡単に言うと、睡眠不足が続くと身体に良くないので、〝睡眠時間を長く取りましょう〟という事です。
しかし、睡眠は長く眠れば浅くなり、短くすると深くなるようになっています。
すっきりと目覚めた時の爽快感は、深い眠りで熟睡した時にだけ感じるもので、長時間眠った時に感じるものではありません。
寝すぎた翌朝は、頭がスッキリせず、身体も重く、日中も眠い状態が続きます。
人は眠れば眠るほど、さらに寝たくなるようにできています。
眠り過ぎると交感神経の働きが悪くなるためです。
健康な身体の状態を維持するためには、深くて質の良い睡眠が重要で、長時間眠れば良いわけではありません。
浅い睡眠では、長い時間眠っても疲れが取れず、身体の異常も解消されません。
寝ている時間は、休息という意味合いに加えて、「自分で身体を整える時間」です。
深くて質の良い睡眠が取れていれば、それだけで身体は整い元気になっていきます。
大人であれば4~7時間深い睡眠で熟睡できれば十分で、このような睡眠時間の方は例外なく健康です。
逆に、7時間を越えた睡眠は眠りの質が低下します。
睡眠時間を短くすると、初めのうちは眠く感じますが、段々と眠りは深くなっていきます。
スッキリ爽快な目覚めと、日中元気に過ごせる事で、深い眠りを実感できる様になります。
また、昼寝などの二度寝は、夜の睡眠に少なからず影響します。
体力の回復を目的とするなら、眠らずにゆったりと過ごすか、座った状態で15分以内の昼寝にとどめると夜の睡眠への影響を抑えられます。
日中はハツラツと活動して身体を動かし、夜は睡魔で寝落ちする様に眠りにつくのが理想です。
≫患者さんの声:「不眠が改善されました。」
≫患者さんの声:「睡眠導入剤を飲まなくても眠れるようになりました。」(不眠、心の不調、ふらつき、喉のつかえ、食欲不振)
≫当院の自律神経整体について:自律神経失調症の整体
めまいの整体:良性発作性頭位めまい症とメニエール病
【自律神経失調症】
めまいは、自律神経の乱れによって起こります。
一般的によく見られるめまいは、身体の位置を変えたり首を動かしたりした時に起こるものです。
このようなめまいは、耳鼻科では「良性発作性頭位めまい症」と診断される事が多いようです。
耳の奥の内耳には、半規管という平衡感覚器官があります。
三半規管という言葉は、多くの方が耳にしたことがあると思います。
その中に「耳石(平衡砂)」という石が、本来あるべき場所からずれて入り込み、めまいが起こると考えられています。
≫参照:良性発作性頭位めまい症の概要
首を様々な方向に動かしたり、回したりして、耳石を元の位置に戻すことで、めまいが解消すると言われています。
その様な方法で、実際にめまいが止まったという方はおられます。
しかし、すぐに再発してしまったり、まったく効果がないという方のほうが多いように思います。
「少しくらいのめまいは気にしないように」と医師に言われ、困っている方もいます。
平衡感覚がおかしくなっているのに、気にするなというのは無理な話です。
この様な診断を受けて、来院される方は皆さん自律神経が乱れている状態です。
自律神経を整えて、首や肩の緊張を緩めるとめまいは止まります。
耳鼻科的な考え方をするなら、自律神経が乱れた状態では、耳石を本来あるべき位置に戻せなくなるという事だと思います。
整体的観点では、自律神経の乱れから首や肩の筋肉の緊張が強くなり、頭部の血流が悪くなることでめまいが起こると考えています。
めまいの整体のポイントは、
・首の骨(頚椎)と肩にある脳の血流に関係した箇所の調整
になります。
メニエール病は、天井がぐるぐる回るような激しいめまいと同時に、耳鳴りや難聴、吐き気などを伴うこともあります。
ストレスが関係しているとされ、直接の原因は内耳の水ぶくれとされています。
そのため、水分量を調節する薬や血流を良くする薬を飲まれている方がほとんどです。
しかし、残念ながらそれでめまいが改善されたという方をこれまでに見たことがありません。
また診断基準があいまいで、原因の分からないめまいは全てメニエール病やメニエール症候群と診断する専門家もいるような印象です。
≫参照:メニエール病の概要
自律神経の働きでみると、副交感神経の働きが著しく悪くなり、交感神経が強く緊張している状態です。
そのため、激しいめまいが起こるようです。
メニエール病の整体のポイントは、
・副交感神経の働きを高める
・交感神経の緊張を緩める
・内耳の急所の調整
になります。
≫患者さんの声:「めまい、慢性疲労、脱力感で一日中横になっていた状態から回復しました。」
≫患者さんの声:「薬で良くならなかった、回転性のめまい、頭痛、吐き気がなくなりました。」
≫患者さんの声:「自律神経失調症のめまいと吐き気が初回で軽くなりました。」
≫当院の自律神経整体について:自律神経失調症の整体
吐き気・食欲不振・逆流性食道炎・機能性ディスペプシアの整体
【自律神経失調症】
胃腸の働きは、副交感神経によってコントロールされています。
そのため、副交感神経が低下すると胃腸の働きが悪くなり、吐き気や胃のむかつき、食欲不振、逆流性食道炎などの不調を感じるようになります。
体重が減少する不安や食べないと元気が出ないという考えから、逆流を防ぐ薬や胃薬を服用して、食欲がないのに無理をして食べている方も少なくありません。
しかし、胃腸の働きが悪い所に無理に食べ物を送り込むと、さらに胃腸の負担が増し、胃や腸がまったく働かない状態になってしまいます。
胃腸の働きが悪い状態では、栄養の吸収も悪くなるので、栄養価の高い食品や量を多く食べても身体に取り込まれる栄養は、わずかです。
そのため、体重が減少してしまうのも仕方がないことなのです。
無理をして食べていると、胃腸を壊してしまい、副交感神経の更なる低下を招いてしまいます。
その結果、交感神経が異常に興奮してしまい、胃腸の不調だけでなく、頭痛、動悸、不眠、不安、耳鳴りやめまいなど様々な身体の不調が起こる悪循環に陥ってしまいます。
身体は、自分の感覚に従って行動すれば健康になるように出来ています。
食欲がない時は、身体が栄養を必要としていない時です。
例えば、風邪をひいて熱がある時に食欲がでないのも、熱を上げてウイルスと戦うためのエネルギーを消化吸収で無駄に使わないためです。
それを頭で考え過ぎて、余計なことをすると、かえって不調をこじらせたり、長引かせてしまいます。
よほど衰弱していない限りは、食欲のないときに数回食事を抜いたからといって、栄養不足になる様な事はありません。
胃腸の調子が悪い時には、食事は1日3食と決めつけずに、空腹を感じる時に腹七分目程度を食べ、胃腸をいたわってあげる事が何より大切です。
空腹を感じていない時の食事は、どんなに少量しか食べていなくても、過剰な身体の負担となり、自律神経を乱してしまうからです。
また、胃腸と感情は繋がりが深いため、ストレスを感じると胃腸の働きが低下して食欲がなくなります。
「しっかり食べなければ」と思い込むことで、食事自体がストレスとなることは避けたい所です。
健康に良い食事の取り方は、情報や頭で考えるものではなく、身体の声を聞いて、「美味しい」と感じる食事をバランス良く取ることが一番なのです。
吐き気・食欲不振・逆流性食道炎・機能性ディスペプシアの整体のポイントは、
・副交感神経の働きを高める
・胃腸に関係する箇所の調整
になります。
副交感神経の働きが高まり胃腸の調子が整ってくると、少量の食事でも必要な栄養をしっかり吸収(快食)できるようになります。
また、一時的に減少してしまった体重も骨格と体質に見合った適正な体重に戻り、落ち着くようになります。
≫患者さんの声:「逆流性食道炎、頭痛、不眠。病院と薬に頼らない生活が来るなんて夢のよう。」
≫患者さんの声:「頭痛、肩こり、逆流性食道炎が治まって食欲が出てきました。」
≫当院の自律神経整体について:自律神経失調症の整体
無意識で体に力が入っている状態の解消法【首・肩こりと頭痛の整体】
【自律神経失調症】
無意識での力みと首・肩のこりと頭痛には自律神経の乱れが関係しています。
無意識で力んだ状態が続くとエネルギーを無駄に使い続けてしまうため、疲れ易かったり慢性的に疲労した状態になってしまいます。
また首肩こりや頭痛も悪化すると頭痛薬や筋弛緩剤が手放せなくなったり、日常生活に支障をきたす程に、極度に辛い状態になってしまう事があります。
私自身もかつては慢性的な首痛、頭痛に悩まされ、常に痛み止めを持ち歩いていました。
また、年に数回は重度の寝違えを起こして、起きていられない程の首痛に苦しめられていました。
無意識での力みや首肩こり、頭痛を抱えた患者さんの辛さは多少なりとも分かりますので、お力になりたいと思っています。
当院を訪れる方の中には、「首や肩のコリが不調や自律神経の乱れの根本原因」と思われている方も少なくありません。
確かに首こりによるストレートネックなどの首の骨(頚椎)の異常によって、めまいや胃腸障害、うつ症状などの全身症状が起きる事も有ります。
しかし、首や肩のコリはあくまでも「自律神経が乱れた結果として起きている症状の一つ」でしかありません。
そのため、首や肩のコリと頭痛の改善には、患部に直接アプローチする事と同時に自律神経を整えることがとても大切なのです。
自律神経が乱れると交感神経の緊張によって、筋肉が硬くなります。
特に硬くなるのが、頭蓋骨と首の上の方(上部頚椎)です。
この頭蓋骨と上部頚椎の筋肉が緊張して骨が歪むと、首と肩の力を抜く事が難しくなります。
自分では力を抜いているつもりですが、気がつくと無意識で首や肩の筋肉に力を入れ、肩が上がったり歯を食いしばって常に力んでリラックス出来ていない状態です。
この状態が長く続くと首・肩の緊張が強くなり、コリを強く感じるようになります。
首や肩のコリは、マッサージなどで一時的に柔らかくしても、少しすると元の辛い状態に戻ってしまうと感じている方が多いのではないでしょうか?
それは、身体がこのような状態になっているためです。
首や肩の筋肉の緊張は、激しい頭痛や目の奥の痛みの原因となる事もあります。
特に頭痛や目の奥の痛みと関係しているのは、後頭骨と頚椎2番の異常です。
無意識の力み・首こり・肩こり・頭痛の整体のポイントは、
・自律神経を整えて交感神経の緊張を緩める
・頭蓋骨と頚椎、肩周りの調整
・猫背や巻き肩の方の場合には前胸部と腕の調整
です。
無意識での力みがなくなり、カチカチだった首や肩の筋肉も緩み、頭痛や目の奥の痛みも良くなります。
セルフケアで無意識の力みを緩和する方法があるのでご紹介します。
あえて自分で力んだ状態を作ってから力を抜く事でリラックスする事が出来ます。
まず肩を上に上げます。
そこから更にこれ以上は上がらない限界まで上げます。
その状態から更に胸を張るように力んで、同時に強くこぶしを握り、目を目一杯に閉じ、歯を食いしばり、5秒キープします。
そして息を吐くのと同時にパッと力を抜きます。
これを何回か繰り返すと効果的です。
また、筋肉の緊張とは逆のケースで、首の筋肉が弛緩して力が全くない状態になっている事があります。
このような「弛緩の異常」を起こしている場合にも首のコリを強く感じるのですが、この場合には、いくら首の筋肉を揉んでも良くなる事はありません。
その原因は、腎臓の働きが低下していることにあります。
首と腎臓は関連が深い箇所で、弛緩して力がなくなると
「身体が重く感じる」
「やる気が出ない」
といった状態になります。
腎臓を調整して、首に弾力が戻るとコリを感じなくなって、身体が軽く感じる様になります。
≫患者さんの声:「激しい頭痛、目のチカチカ、吐き気がなくなって感謝しています。」
≫患者さんの声:「原因不明の頭痛と吐き気がなくなりました。」
≫患者さんの声:「酷かった頭痛と肩こりがとても楽になりました。」
≫当院の自律神経整体について:自律神経失調症の整体
妊活・不妊症の整体
不妊症の背景には、共通した自律神経の働きの問題があります。
妊娠するためのポイントを自律神経を交えて解説していきます。
妊娠のポイントは、大きく分けると、
・ホルモンの問題
・身体の機能の問題(血液循環、消化・吸収、排泄、睡眠)
・精神的ストレスの問題
の3つになります。
ここから原因を考えていくと、妊娠するためには、何に取り組んだら良いのかが分かります。
・ホルモンの問題
卵子を育てる指令は、脳から分泌されるホルモンの働きによるものです。
指令が出ていなければ、そもそも卵子は育ちません。
病院で行う治療は、お薬によってホルモン値を上げるためのものです。
病院では数値を上げる事にこだわり、ここしか見ませんので、元々の身体の状態がそれほど悪くなければ妊娠できます。
ホルモン剤を使っても妊娠しないのは、これ以外の問題があるからです。
お薬の問題は、副作用として交感神経が緊張し過ぎて、
・血液循環の悪化
・内蔵機能の低下
を招いてしまう事。
これでは、ますます妊娠しにくい身体になってしまいます。
そのため、病院で頑張っても結果が出ない場合には、違う方法を考えていく必要があるのです。
・身体の機能の問題(血液循環、消化・吸収、排泄、睡眠)
卵子は100日~120日かけて成長し、排卵します。
つまり、3~4ヶ月前からの健康状態が卵子の成長に影響を与えるのです。
卵子が十分に育たない場合や着床しない場合には、身体のどこかに問題があるので、それらを改善できれば卵子は元気に育ちます。
それぞれを具体的に解説していきます。
①血液循環
子宮・卵巣へ栄養、酸素、ホルモンを運んでいるのが、血液です。
血液循環が悪いと卵子はうまく育ちません。
血液循環の悪い人は、自律神経の働きに問題があり、身体が冷えています。
体温は動脈の血液によって運ばれますから、足が冷えているのは足への熱が十分に運ばれていないという事。
つまり血液循環が悪いのです。
足への血流が悪いと子宮・卵巣へも血液が十分に流れていないのです。
血液循環の改善には、
・ポンプの役割である心臓の働きを活発にする交感神経
・血管を拡げる役割の副交感神経
この2つのバランスが適切になる様に整えることです。
②消化・吸収
不妊症の人の約9割は、貧血だと言われています。
一般的な血液検査では分からなくても、特殊な血液検査で「フェリチン」の数値を調べると分かるそうです。
貧血だと妊娠しにくいのは、
・赤血球が不足すると、細胞に十分な酸素を運べず酸欠になってしまうため(赤血球は鉄分とたんぱく質でできています)
・鉄分は、細胞とホルモンの材料として使われるため、不足すると卵子の質が悪くなったり、ホルモンが不足するため
この様な理由からです。
改善には鉄分の補給とその吸収を高める事です。
鉄分は食事やサプリメントからの摂取ですが、たんぱく質との組み合わせで効果が上がります。
ただ、胃腸が弱っていると吸収力が落ちるために効果が半減してしまいます。
副交感神経の働きで、胃腸は活発に働くため吸収力が向上します。
妊娠に必要な栄養やビタミン、ミネラルの吸収についても同様の事が言えます。
食べる物を選ぶ事も必要ですが、それ以上に栄養をしっかり吸収できる身体の状態でいる事が大切なのです。
③排泄
身体に不必要なものを排泄する機能です。
排泄できなければ、〝毒〟として身体の中に蓄積されていきますので、病気になりやすくなったり、疲れやすくなります。
不妊症の人は、便秘の方が多いので、排泄機能も改善していきましす。
快汗・快尿・快便で、デトックス出来ている事はとても大切なのです。
臓器では、大腸、肝臓、腎臓の働きとの関係です。
④睡眠
疲労の回復と身体の修復は、眠っている間に行われます。
そのため身体の機能を改善していく上で、最も大切なのが睡眠です。
身体の修復度合を左右するのは、睡眠の時間(長さ)よりも質(深さ)です。
朝にスッキリと目覚められているかどうかで、睡眠の質を判断できます。
また、妊娠に関係している性腺刺激ホルモン(FSH、LH)の分泌に関与していると言われているのが、深い睡眠(ノンレム睡眠)時に分泌される成長ホルモンです。
この事からも妊娠と睡眠の質は、とても関係が深いのです。
睡眠の質が悪くなる原因は、人によって違いますが、共通しているのは自律神経の働きに問題があること。
改善のセルフケアとしては、
・適度な運動
・カフェインやアルコールを控える
・入眠2時間前からは、スマホやパソコンは見ない
・腹式呼吸をする
などです。
まとめ
ここまで見てきて分かると思いますが、不妊症の身体の機能の改善とは、健康になることなのです。
だからどうしたら健康になるのかを考えた方が、妊娠しやすいのです。
気をつける点としては、以下の症状があるかどうかです。
・頭痛
・肩こり
・腰痛
・生理痛
・貧血
・便秘
・不眠
・冷え
・足のむくみ
これらは健康であれば、本来はないはずの症状です。
少しでも当てはまるものがあるなら、それを解消していくことも体質改善です。
その分だけ妊娠に近づけるのです。
・精神的ストレスの問題
妊活中につきものなのが、ストレスです。
知らず、知らずのうちにストレスを溜め込んでしまって、それが妊娠の邪魔をしている事も少なくありません。
ストレスの身体への影響
ストレスを感じると交感神経が緊張し、それが長期化した場合に問題が起こります。
・血液循環が悪くなる
・内蔵の働きが悪くなる
・筋肉が硬くなる
・眠れなくなる
これが積み重なると身体はどんどん疲れて、色々な身体の機能が低下します。
自分の身体を守るのに精一杯になってしまうので、妊娠出産からは遠ざかってしまうのです。
また抗ストレスホルモンの材料であるコレステロールは、女性ホルモンの材料でもあるので、不足すると卵胞が育たなくなってしまうのです。
では、どうすればいいのか・・・・
まず大事なのは、
ストレスを感じている自分に気付く事。
そして、〝何にストレスを感じているのか〟に気付くことです。
妊活自体もストレスになります。
・なかなか妊娠できない
・今の生活をいつまで続けるのか
・頑張り疲れてしまった
人間関係もストレスになります。
・ご主人との関係
・親族との妊活の話
・職場の人間関係
また、妊活のために好きな仕事や趣味をやめた事もストレスになる場合が多いです。
ストレスをうまく解消し、自律神経を整えるには
ストレスの発散
仕事や趣味など好きなものは、無理にやめる必要はありません。
運動をして身体を動かしたり、腹式呼吸法(マインドフルネス瞑想)をして、意識を過去や未来ではなく〝今ここにいる自分〟に戻す事は、科学的にも効果が証明されているストレス解消法です。
また、ストレスに感じた事を紙に書き出したり、身近な人に聞いてもらうのも効果があります。
気持ちを表に出す事も大事なのです。
・腹式呼吸法のやり方
まずは、あごを引いて背筋を伸ばします。
肩の力を抜いて下腹に力を入れ、お腹をへこませながらゆっくりと口から息を吐きます。
これ以上は出来ないという程にゆっくりと息を吐いて、肺の中の空気が完全になくなるまで、吐き切ります。
吐き切ったら下腹の力を緩め、お腹を膨らませながら鼻から息を吸います。
呼吸に意識を集中する事が、ポイントです。
雑念が浮かんだら注意を呼吸に戻します。(雑念は浮かんで当然なので、自分を責めない)
座って行う以外でも、歩きながら行っても良いです。
1日5分、10分でもいいので、毎日続ける事が大切です。
ストレスを溜めない考え方
真面目で責任感の強い人程、自分を責めてストレスを抱えこんでしまいます。
自分を変えようと思わないで、ありのまま受け入れてあげる事が大切です。
完璧主義をやめて自分を許し、何があっても決して自分を責めたりしない事。
日常のどんな些細な事でも良いので、頑張っている自分を認めて褒めてあげる事。
妊活も長い人生の一部なので、今のままでその中に楽しみや喜びを見つけるつもりで取り組むのです。
それが自律神経を整えて、妊娠に良い影響を与えます。
≫参照:厚生労働省:みんなのメンタルヘルス セルフケアでこころを元気に
≫当院の自律神経整体について:自律神経失調症の整体
耳鳴りの整体
【自律神経失調症】
当院では、開院以来耳鳴りに悩む数多くの方を施術させて頂いています。
耳鳴りがしている方に共通しているのが、首や肩のコリ、不眠、逆流性食道炎、胃の不調、倦怠感、うつ症状、不安感などの様々な不調を同時に抱えていて、耳だけが悪いという身体の状態ではないことです。
耳鳴りは身体に問題が起こり、自律神経が著しく乱れた時に起こる『早く身体の異常に気付いて!』という、身体からのサインの様なものです。
健康な身体の状態で「ある日突然耳鳴りが始まる」という事はありません。
耳鳴りの直接の原因は耳の奥の内耳の異常なのですが、身体の他の部位が悪くなった【結果】として起きている不調です。
そのため、耳だけを見ていても治療は上手くいきません。
病院を受診しても『耳鳴りは良くならないので、気にしないで過ごす様に』と言われてしまったり、ストレスが原因として精神科を紹介され、抗うつ剤を処方されてしまう事が多いのは、耳の専門医には治すことができないからです。
耳鳴りがしている方は、例外なく自律神経が乱れていて、首に非常に強い緊張があります。
そして、それが原因で、内耳の異常を引き起こしています。
少し複雑なのは首を緊張させている理由が人によって同一ではなく、様々である事です。
例えば、背骨や骨盤の異常、腕やお腹の緊張、胃の不調、冷え、飲酒、服薬などです。
思わぬ所に本当の原因があったりします。
これまでに多い調整箇所は、上頚(首の上の方)、下頚(首の下の方)、骨盤の左側、肘の周り、お腹、内くるぶしなどです。
原因は様々ですが、自律神経が整い身体が良くなっていくと首の緊張がゆるみ、耳鳴りが止まる、音が小さくなる、などの改善がみられるようになります。
耳鳴りは改善に時間が掛かる事が多く、根気よく調整を続ける必要があります。
≫患者さんの声:「ストレスによる慢性疲労、耳鳴りが回復しました。」
≫当院の自律神経整体について:自律神経失調症の整体