症状別の自律神経整体とエッセイ

めまい・メニエール病
病院で治らないめまいは、自律神経の乱れが原因です。
なぜなら、めまいにお悩みで当院を訪れる方のほとんどは、自律神経を整える事で回復されているからです。
めまいで脳神経外科を受診した方々の95%は脳に異常はなく自律神経に関連した症状です。
その事を説明する前にめまいの症状と種類について掘り下げていきたいと思います。
めまいとは平衡感覚を正常に保てない症状のことです。
この様な症状はありませんか?
・頭を動かすとクラクラする
・歩くとフワフワ浮いている感じがする
・薬を飲むと楽になるが、めまいがなくなることはない
・椅子から立ち上がる時にめまいがする
・めまいの不安で車や自転車に乗れない
・病院で検査を受けたが、詳しい原因は分からなかった
いかがだったでしょうか?
一つでも当てはまる様でしたら、さぞお辛い事と思います。
これからお話しする原因や改善法をお読み頂ければと思います。
めまいの特徴
めまいの起こり方は人それぞれです。
大きく分類すると4種類に分ける事が出来ます。
【回転性めまい】
ぐるぐると目が回る様な感覚で、最も激しいめまいの症状です。
立っていられなくなり、吐き気や実際に嘔吐してしまう場合もあります。
回転性のめまいは耳の障害で起こる事がほとんどです。
【浮動性めまい】
フワフワと浮いている様な感覚で、「柔らかいマットの上を歩いている感覚」や「船に乗っているような感覚」とも表現されます。
回転性のめまいから慢性期に移行した場合に起こるケースや耳石の問題によるものがあります。
【立ちくらみ(眼前暗黒感)】
急に立ち上がった時にクラッとしたり、目の前が暗くなるのもめまいの一種です。
血圧低下により脳の血流量が減少する事で起こります。
【動揺性めまい】
原因不明のふらつきとして扱われる事が多く、ユラユラやグラグラと揺れている感覚のめまいです。
歩行に影響する事もあり、小脳や三半規管の障害により起こります。
一般的な治療でめまいが良くならない理由
「病院の薬を飲んで誤魔化している」
「色々やったけどめまいがよくならない」
「一生めまいと付き合っていくものだと思っていた」
患者さまからよく聞くお声です。
めまいが根本的に解消しないのは、本当の原因にアプローチ出来ていないからです。
薬物療法では
・脳や耳周りの血流を促進する薬
・安定剤
が処方されます。
これらは一時的に症状を緩和する事を目的としていて、自律神経を整えたり、身体の各部を調整するものではありません。
「出来れば飲みたくないけど、薬以外で良くなる方法が分からないので仕方なく・・・」と思って服用されている方も多い様に思います。
めまいの辛い症状が続いていれば、薬をやめたくてもやめられないのは当然です。
こういった病院の検査で異常が見つからず、薬で良くならない症状こそ、当院のような自律神経調整の整体がお役に立てると思っています。
めまいの種類別 原因と当院の改善法
【良性発作性頭位めまい症】
全体の60%以上を占めると言われ、最も多いめまいは良性発作性頭位めまい症です。
身体の位置を変えたり首を動かしたりした時に起こるものです。
耳の奥の内耳には、半規管という平衡感覚器官があります。
三半規管という言葉は、多くの方が耳にしたことがあると思います。
その中に「耳石(平衡砂)」という石が、本来あるべき場所からずれて入り込み、めまいが起こると考えられています。
首を様々な方向に動かしたり、回したりして、耳石を元の位置に戻すことで、めまいが解消すると言われています。
その様な方法で、実際にめまいが止まったという方はおられます。
しかし、すぐに再発してしまったり、まったく効果がないという方のほうが多いように思います。
「少しくらいのめまいは気にしないように」と医師に言われ、困っている方もいます。
平衡感覚がおかしくなっているのに、気にするなというのは無理な話です。
この様な診断を受けて、来院される方は皆さん自律神経が乱れている状態です。
自律神経の乱れが首や肩に影響して緊張を作り、首の骨(頚椎)が歪んでいます。
自律神経を整えて、首や肩を調整するとめまいは止まります。
耳鼻科的な考え方をするなら、自律神経が乱れた状態では、耳石を本来あるべき位置に戻せなくなるという事だと思います。
整体的観点では頚椎の歪みや筋緊張により、頭部の血流が悪くなることでめまいが起こると考えています。
良性発作性頭位めまい症の整体のポイントは、
・自律神経を整えて頚椎の調整
・首や肩の脳の血流に関係した各所の調整
になります。
【メニエール病】
メニエール病はめまいの約20%を占めると言われています。
天井がぐるぐる回るような激しいめまいと同時に、耳鳴りや難聴、吐き気などを伴うこともあります。
ストレスが関係しているとされ、直接の原因は内耳の水ぶくれとされています。
そのため、水分量を調節する薬や血流を良くする薬を飲まれている方がほとんどです。
しかし、残念ながらそれでめまいが改善されたという方をこれまでに見たことがありません。
また診断基準があいまいで、原因の分からないめまいは全てメニエール病やメニエール症候群と診断する専門家もいるような印象です。
自律神経の働きでみるとメニエール病の方に共通しているのは、副交感神経の働きが著しく悪くなり、交感神経が強く緊張している状態です。
そして、それが原因で内耳に障害をきたし、激しいめまいが起きています。
そのため、メニエール病改善の整体のポイントは
・副交感神経の働きを高める
・交感神経の緊張を緩める
・内耳に関係した各所の調整
になります。
【立ちくらみ(眼前暗黒感】
立ちくらみ(眼前暗黒感)は急に立ち上がった時などに血圧が低下する事で起こります。
脳への血流が減少し、一時的に脳が酸欠になるためです。
血圧を決めるのは
①血流を作るポンプの役割である心臓
②血液を運ぶホースの役割である血管
この2つの組み合わせで、収縮と拡張の働きをコントロールしているのが自律神経です。
横になっている時と立っている時とでは、脳に血液を送るために必要な血圧は変わります。
瞬時に身体の状態を判断して、適切な血圧を生み出すのが正常な自律神経の働きです。
立ちくらみが起きるパターンは次の2つになります。
一つ目は交感神経の働きが悪いために、心臓と血管の収縮力が弱過ぎるケースです。
心臓の収縮を強くして血流量を増やすのは、交感神経の働きです。
心臓と血管の収縮が不十分であれば、広がり過ぎた血管の中を少量の血液が通る事になるため、必要な血圧を生み出す事が出来ません。
2つ目は副交感神経の働きが悪く、常に心臓と血管が収縮し過ぎているケースです。
いつも身体が緊張してリラックスできない状態です。
収縮し過ぎた血管は細く縮み過ぎた状態になり血流障害が起こります。
これらを改善する事で、立ちくらみは起こらなくなります。
立ちくらみ(眼前暗黒感)の整体のポイントは
・交感神経の働きを整える
・副交感神経の働きを整える
・血液循環に関係する各所の調整
になります。
その他のめまい
【起立性調節障害(OD)】
思春期の子どもに多い自律神経失調症で、起立時にめまいや頻脈などが起こり、酷いと失神してしまう事もあります。
他にも頭痛、腹痛、倦怠感、食欲不振などの症状を併発したり、朝になかなか起きる事が出来ずに不登校になってしまうケースも多くあります。
【持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)】
2017年に提唱された、新しい概念のめまいです。
3ヶ月以上にわたり、雲の上を歩いているようなフワフワとしためまいがほぼ毎日続くのが特徴です。
【心因性めまい】
パニック発作などの強いストレスや不安などによって起こるめまいです。
上記のような様々な「めまい」が起きている場合にも自律神経の乱れとそれに伴う「頚椎の歪み、首肩の過緊張、血流障害、内耳の障害」のいずれかの原因が見られます。
めまいがある方へ
まずは「耳鼻科・脳神経外科」を受診し異常がなければ、当院へお越し下さい。
異常がない方は当院の自律神経調整の整体を受ける事で、ほとんどの方が改善されます。
また、激しい頭痛や吐き気、身体の半分に痺れなどの症状を伴っている場合には脳に障害がある可能性があります。
早急に脳神経外科を受診する事をおすすめします。
≫当院で改善された患者さまの声
「整体でめまい、慢性疲労、脱力感で一日中横になっていた状態から回復しました。」
「薬で良くならなかった、回転性のめまい、頭痛、吐き気が整体で治りました。」
当院の自律神経整体について
首・肩こりと頭痛について
2018年01月06日
自律神経整体/かしの木治療院
院長 吉田 洋
最終更新日2025年03月16日