自律神経整体/かしの木治療院

国家資格保有の頭痛/めまい/更年期障害/パニック・不安障害/不眠/機能性ディスペプシアなどの根本解消に特化したうつ・自律神経の専門整体院です。横浜・東京などからもご来院頂いています。〒216-0003神奈川県川崎市宮前区有馬3-5-15
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症状別の自律神経整体とエッセイ

症状別の自律神経整体

更年期障害の自律神経整体【原因と治し方】

更年期障害は自律神経の乱れによって起こります。

 

なぜなら、更年期障害にお悩みで当院を訪れる方のほとんどは、自律神経を整える事で回復されているからです。

 

更年期障害の症状に個人差が大きいのは、自律神経の状態が違うためです。

 

その事を説明する前にまずは、更年期障害の症状などについて掘り下げていきたいと思います。

 

 

この様な症状はありませんか?

 ・イライラして怒りっぽくなった

・急に暑くなったり、寒くなったりする

・疲れやすくなった。

・首や肩がこってしまう

・なぜか気持ちが落ち込んでしまう

・汗を異常にかく

・急に動悸がする時がある

・めまいや耳鳴りがする事がある

・最近あまりよく眠れない

・病院で検査をしたが詳しい原因は分からなかった

 

いかがだったでしょうか?

一つでも当てはまる様でしたら、さぞお辛い事と思います。

これからお話しする原因や改善法をお読み頂ければと思います。 

 

 

更年期障害とは

更年期障害とは閉経の前後5年の間に起きる心身の不調の事です。

 

閉経の年齢は人によって違いがあり、一般的には40代前半から50代後半の間で迎えます。

 

女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少する事で、心身にさまざまな不調が現れますが、個人差が激しく全身のあらゆる箇所に現れます。

 

 

更年期障害の症状

更年期障害の代表的な症状をご紹介します。

【血管運動神経系】

・ホットフラッシュ(ほてり、のぼせ)

・発汗、寝汗

・動悸

・むくみ

【精神神経系】

・頭痛

・めまい

・不眠

・不安感

・イライラ

・うつ

【消化器系】

・喉の締め付け感、異物感

・胃もたれ、胸やけ、吐き気

・便秘、下痢

【運動器官系】

・首肩こり、腰痛、背中の痛み

・しびれ

【泌尿器、生殖器系】

・月経異常

・尿失禁

【皮膚、分泌系】

・喉の乾き

・ドライアイ

 

 

一般的な治療

 

【薬物療法】

・ホルモン療法

・漢方薬、血流を良くする薬

・抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬

が処方されます。

 

こうした一般的な対処法を試しても回復されない方が多いのが現実です。

 

これらは一時的に症状を緩和する事を目的としていて、自律神経を整えたり身体の各部を調整するものではありません。

 

 

当院を訪れる患者さまからは

「病院の薬を飲んで誤魔化している」

「色々やったけど更年期の症状がよくならない」

「出来れば飲みたくないけど、薬以外で良くなる方法が分からないので仕方なく・・・」

といったお声をよくお聞きします。

 

更年期障害の辛い症状が続いていれば、薬をやめたくてもやめられないのは当然です。

 

こういった病院の検査で異常が見つからず、薬で良くならない症状こそ、当院のような自律神経調整の整体がお役に立てると思っています。

 

 

更年期障害の原因と当院の治療法

 

更年期の女性ホルモンの低下は全ての女性に当てはまる事です。

 

ではなぜ、更年期障害の症状が強く出る方と弱く出る方、ほとんど出ない方がいるのでしょうか?

 

それは自律神経の状態が違うからです。

 

ホルモンは血液によって運ばれますが、血液を循環させているのは自律神経にコントロールされている心臓や血管です。

 

自律神経が乱れると血液循環が落ちて、ホルモンの流れも悪くなります。

 

そこに更に女性ホルモンの分泌低下が起きる事で、重い症状が出てしまいます。

 

逆に普段から血液循環が良い状態であれば、ホルモンバランスが保たれるので重い症状が出る事はありません。

 

 

血液循環を生み出すのは

①血流を作るポンプの役割である心臓

②血液を運ぶホースの役割である血管

この2つの組み合わせで、心臓と血管の収縮と拡張の働きをコントロールしているのが自律神経です。

 

自律神経の働きでみると更年期障害の症状が重い方に共通しているのは、血液循環が悪くなる次の2つのパターンです。

 

一つ目は交感神経の働きが悪いために、心臓と血管の収縮力が弱過ぎるケースです。

 

心臓の収縮を強くして血流量を増やすのは、交感神経の働きです。

 

心臓と血管の収縮が不十分であれば、広がり過ぎた血管の中を少量の血液が通る事になるため必要な血流を生み出す事が出来ません。

 

2つ目は副交感神経の働きが悪く、常に心臓と血管が収縮し過ぎているケースです。

 

いつも身体が緊張してリラックスできない状態です。

 

収縮し過ぎた血管は細く縮み過ぎた状態になり血流障害が起こります。

 

 

これらの問題を解消する事で、更年期障害の症状は改善します。

 

更年期障害の自律神経整体のポイントは

・交感神経の働きを高める

または

・副交感神経の働きを高める

になります。

 

 

また症状の早期改善のために

 

・心臓や血管などの血液循環に関係する各所の調整

 

・更年期症状に応じた各所の調整

 

を合わせておこないます。

 

 

 

2025.03.14 Friday