自律神経整体/かしの木治療院

自律神経症状の根本解消に特化した国家資格保有の専門整体院です。横浜市港北区・都筑区・青葉区・東京都世田谷区・品川区などからもご来院頂いています。/土日祝日営業/駐車場完備/〒216-0003神奈川県川崎市宮前区有馬3-5-15
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症状別の整体とエッセイ

症状別(自律神経失調症)の整体

子供の整体(起立性調節障害など):子供の自律神経が乱れる本当の原因

 

【自律神経失調症

 

 

当院では、未就学~大学生の起立性調節障害(朝起きられない、体位性頻脈、起立性低血圧(立ちくらみ)、めまい、頭痛、腹痛などが主症状の小児の自律神経失調症)やうつ、パニック・不安障害など、心身の不調のお子さんの場合は、症状に関係なく当院でご紹介します子育て専門の相談機関での『子育て相談(主に親御さん)』を整体施術と並行して受けて頂くことをお願いしています。

 

※親御さんが子育て相談を受けない場合には、施術はお断りしています。

 

子育て相談機関ホームページ⇨一般社団法人日本子育て心理カウンセラー協会

 

これまでに多くのお子さん達を見させて頂いてきた経験から、『子供の不調を良くするためには子供だけを見ていては駄目』だという事が分かりました。

 

理由は、子供は感受性が強く、また周りの環境に受動的であるため、

・体調不良(自律神経失調)の原因が、「親御さんとの関係」や「家庭環境」のストレスによるもので、子供本人の問題ではない事が多い

 

・その事を子供も親御さんも自覚できていない事が多い

ためです。

 

 

原因を解消しなければ、施術を行っても体調が回復しづらかったり、回復してもまた戻ってしまいます。

 

また、体調だけが回復しても「心の問題」を放置してしまうと、より悪化、深刻化して、将来大人になった時に「生きづらさ」に悩み、うつ病や引きこもりになってしまう事もあります。

 

不調の根本解消とお子さんのこれからの〝幸せな人生〟には、不調の背景にある「心の問題の解決」が最も重要なことです。

 

 

 

人によってケースは様々ですが、共通しているのは子育てに関する正しい知識が無いこと。

 

これまでに多いのは、親御さんの価値観や常識、世間体などの

・○○でなければならない

・~するべき

といった強すぎる規範意識の押し付けが、子供のストレスになっているケースです。

 

例えば、

・親の言うことはちゃんと聞くべき

・勉強や習いごとはきちんとしなければならない

・中学(小学)受験はするべき

などです。

 

規範意識を持つこと自体は、悪い事ではありません。

 

我が子を思う気持ちから行っている事だと思います。

 

ですが、それが子供を苦しめて、そして親御さん自身も苦しんでいる・・・・だとしたら、その様な規範意識を持つ事に意味はあるのでしょうか?

 

持っていても苦しむだけのものは、手放してしまえば良いのです。

 

 

 

お子さんの回復に必要なのは、家庭の中に安心できる居場所を作ってあげる」という親御さんのサポートです。

 

そのためには親御さんが、

お子さんの気持ち(感情)を理解、共感して受け止めてあげる事(理解、共感できなくても尊重する事)

 

お子さんをありのまま受け入れてあげる事(「君はそのままで素晴らしい存在なんだ」と伝える事)

 

お子さんを信じて見守る事(出来る事は見守り、頼まれた事をやってあげる)

 

結果ではなく行動した気持ちや過程を認めて褒めてあげる事(教育者・指導者ではなく、常に保護者(味方)でいる事)

 

これが出来れば、お子さんは必ず回復に向かいます。

 

子供の体調不良は、『お父さん、お母さんに変わってほしい』と言う、お子さんからのメッセージでもあるからです。

 

完璧でなくても変わろうとしている姿を見せる事で、お子さんは安心します。

≫参照:厚生労働省:こころもメンテしよう 子どものメンタルヘルス

 

 

まずは、親御さんが自分の中の規範意識に気付く事が、不調解消へのスタートになります。

 

そして、規範意識を緩め、手放す事。

 

そうする事で、子供も楽になり、親御さん自身も楽になっていきます。

 

 

 

ただ、親御さんが焦ってしまうと、なかなかそれが出来ないのです。

 

・このまま、良くならなかったらこの子の将来はどうなるのか

 

・育て方が間違っていたのではないか

 

・学校に通えていないなんて世間体が悪い

 

こういった気持ちを抱いてしまうのも親御さんの立場なら仕方の無い事です。

 

だから一生懸命になり過ぎて、それが却ってお子さんのプレッシャーやストレスになり、回復の邪魔をしてしまう・・・・。

 

 

 

失敗や挫折は、成長するための学びであって、これから生きていく上で大切な経験です。

 

何度も間違える事や裏切る事があっても、「どんな時も信じて見守ってくれている・・・・。」

 

そんな親御さんの存在は、最後は帰る場所があるという絶対的な安心感や自尊心(自己肯定感)に繋がります。

 

その安心感や自尊心があれば、何度失敗や挫折をして倒れても、また立ち上がり挑戦する事ができます。

 

お子さんの回復のためには、この安心感や自尊心が最も必要なのです。

 

 

 

そして、そのためには親御さんが自分の中の不安や怖れなどの感情や自分の内面(心)と向き合う事も必要

 

なぜなら、それがあるからお子さんを信じて見守る事ができずに、世話を焼いてしまうからです。

 

不安や怖れがあるのは当たり前の事ですから、まずはそれに気付き、そんな自分を認めて許してあげる。

 

それが出来るだけで、不安や怖れは減っていきます。

 

そして、不安や怖れが減ればお子さんの気持ちを受け止めて、ありのまま受け入れる事も出来るようになっていくのです。

 

 

 

まずは専門家に相談して、子育てに関する適切なアドバイスを貰う事が一番の近道です。

 

当院では、子育て専門の相談機関をご紹介させて頂いています。

 

 

 

※当院と子育て相談機関に提携や利害関係はありません。

あるのは、子供の笑顔を増やしたいという思いです。

これまでの経験から信頼できる相談機関をご紹介しています。

 

 

 

料金  通常(大人)料金

 

 

 

このページの内容がよく分からない方、子育て相談に抵抗がある方への

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朝日新聞連載~医師の哲学~ 大阪医科大学附属病院 発達小児科准教授 田中英高医師

 

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気づけない毒親/高橋リエ 著

 

「娘との関係はちゃんとできているから大丈夫」と思っている親ほど、実は娘が心に闇を抱えているケースが少なくありません。と著者は言います。

 

子供の「生きるエネルギー」を低下させる「子供にとって、毒になる親」について、子供と親の双方の立場から読む事のできる、こじれた親子関係の修復本。

 

神経疲労の蓄積によって、不登校・ひきこもり・うつ・摂食障害・リストカットなどの症状が起こるメカニズムも解説されていて、体調回復の一助となる一冊です。

 

 

 

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小児科医のぼくが伝えたい最高の子育て/高橋孝雄 著

 

現役の慶應大学小児科教授が、子供を幸せに導く3つの力(共感力、意思決定力、自己肯定感)の大切さを説き、それを備えるための子供への接し方を教えてくれます。

 

親の本当の務めが分かる、子育てのバイブル。

 

 

 

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愛着障害の克服/岡田尊司 著

 

「幼いころに親との間で安定した愛着(心の絆)を築けないことで起こる愛着障害は、子どものときだけでなく大人になった後も、心身の不調や対人関係の困難、生きづらさとなってその人を苦しめ続ける。」

 

愛着の安定化によって、薬や認知行動療法も治せなかった様々な問題(うつ病、不安障害、摂食障害、自傷、発達障害、不登校、ひきこもり)がなぜ改善へと向かうのか。

 

回復のための『愛着アプローチ』実践法。

 

 

 

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子育てのきほん/佐々木正美 著

 

「親が望む子どもに育てるのではなく、子どもが望む親になってください。」

 

没後も愛され続ける児童精神科医からの、子育てが楽しくなる55のメッセージ。

 

子供の心と身体の発達のために大切にしたいこと

・子供との関わり方

・母親と父親の役割

・祖父母との良好な関係の築き方

・褒め方、叱り方

・社会の中でどうあるべきか

・仕事と子育ての両立について

が分かりやすく書かれた育児書です。

 

≫当院の自律神経整体について:自律神経失調症の整体 

 

≫ 脳貧血・起立性低血圧・立ちくらみの整体

 

 

 

2023.05.29 Monday